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2020年にタイ・韓国の孔子学院へ赴任する中国語教師ボランティアを就業前に育成するため本学で終業式を行った

2020年1月5日、中国孔子学院本部(HANBAN)による2020年にタイ・韓国孔子学院へ赴任する中国語教師ボランティアを就業前に育成するために行われた研修クラスが終了を迎え、その終業式が本学の図書館ホールで催された。この終業式には姜鳳春副学長と関連部門の責任者、そして193名の学習者が参加した。

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式典は荘厳な国歌の中で開幕し、司会者が卒業生と優秀学習者のリストを読み上げ、姜鳳春副学長が学習者の代表に修了証書と優秀な学習者の証明書を授与した。四川大学から来校した張珂氏が学習者全員を代表して発言した。張珂氏はまず、大連外国語大学に心の奥底よりの感謝を行い、そしてこの一ヶ月間の研修を通して、学習者の誰しもが自らの専門技能を高めていったのと同時に、数多くの中華民族としての教養を身につけたと述べた。

姜副学長は挨拶の中で、まず研修を無事に終えた学習者達に祝意を表し、学習者にこれからよく「大外」という家へ戻ってもらいたいと希望した。そして、第一回国際中国語教育大会で孫春蘭副総理が提示した、世界各国の中国語学習に対するニーズが高まり続けていること及びHSK試験の点数分布、試験人数などを詳しく紹介した。

最後に、副学長はボランティアの学習者達に、赴任後、初心を忘れずに、国際中国語教育事業に対する自信を確固たるものにし、国内外の人民の友好交流を促進する使命を終始担うようにと期待を表した。

今回の研修は五週間近くに渡って、テーマ講座、クラス分けの試験講義など様々な形式を採用し様々な形式を採用し、合計260時間余りのトレーニング内容が含まれている。研修後、学習者達はそれぞれタイ・韓国の各地の孔子学院で教鞭を執ることになっている。

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翻訳:日本語学院筆訳教研室 呂東昇

校正:日本語学院外教教研室 石井友樹