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劉宏学長が招きに応じ2022年孔子学院中国側院長養成研修で講義

劉宏学長は1112日、中国国際中文教育基金会の招きにより、「孔子学院が大学の国際交流と協力レベルの向上に果たす重要な役割」と題して、オンラインで2022(下半期)孔子学院中国側院長養成研修の講義を行った。中国国際中文教育基金会の趙霊山秘書長が出席し、海外の孔子学院に赴任する予定の55名の中国側院長が特別講座に参加した。中国国際中文教育基金会の張君麗副秘書長が司会を担当した。


劉宏学長は、孔子学院に赴任する中国側院長に、本校の15年間の海外孔子学院10校の建設状況と発展の経験を説明し、特に孔子学院の新体制移行前後の中国側の大学の役割の変化を分析し、移管後に中国側の大学が孔子学院に主体的な役割を果たすことの重要性を強調した。そして、中国側の大学が主体的な役割を果たすために把握しなければならない8つのポイント、即ち、チーム建設、制度建設、管理と発展、品質評価、戦略計画、対外連絡、意思決定メカニズム、ブランド建設を明確に打ち出した。劉宏学長は、新時期の孔子学院の運営管理について、中国と外国の共同建設、共同管理、共有をしっかりと継続し、地域に適した措置をとり、特色ある発展を継続し、現地に根を下ろし、本土に溶け込む現地化の発展経路を継続すべきだと指摘した。また、劉宏学長は中国側院長の孔子学院の発展における中心的な役割と、その役割をどのように発揮するかについて述べた。最後に、劉宏学長は本校の孔子学院建設事業の成果を例に挙げ、孔子学院が大学の国際交流と協力を推進する重要なプラットフォームの役割を果たしていると説明した。劉宏学長は、孔子学院が大学の国際化レベルと能力の向上に役立っており、中国の大学は孔子学院事業の発展により、国内外の大学の交流と協力の革新点の不断の追求を促進している。また、地域内外の大学連盟の設立を通じて科学研究協力、教師と学生の交流、教育資源の共有を実現し、多元的で効果的な協力形式を確立すべきだと述べた。


最後に、劉宏学長は、大連外国語大学は地方の大学として、孔子学院総合プラットフォームの建設を通じて、遼寧省の国内外の人文交流を強化し、対外開放の影響力の拡大に協力し、教育部所属の大学と共に「中華文化の海外進出」と中国の国際的な宣伝普及能力の向上に積極的に貢献していくと述べた。


本講座は内容が豊富で事例も詳細であり、理論と実践の両面から中国側の大学と中国側院長が新しい時代に立脚して孔子学院をどのように滞りなく運営するかを紹介し、海外の孔子学院に赴任する予定の中国側院長に重要な指導的役割を果たし、大きな反響があった。


交流セッションでは、中国側院長は孔子学院の現地化教員養成やプロジェクト経費の使用などについて劉宏学長と深く交流した。


翻訳 李冠男

校正 小野寺潤