先日、ロシア社会大学との交換留学プログラムで留学予定の本学学生たちが、「中国ロシア学生学術交流シンポジウム」に参加した。今回のシンポジウムは、本学ロシア語学部の学生がこの半年間に学んだ民俗文化の学習成果を発表する場でもあった。シンポジウムでは、学生たちが蒲松齢の短編小説「寧」を例にして、中国古代における様々な民族伝統と文化を紹介した。
参加した本学学生によると、ロシア民族学の習得がロシア語の学習に大変役立ち、民族学が学生たちに新しい世界の扉を開いてくれただけでなく、視野も広げてくれ、興味深い知識も学ぶことができ、更に、ロシア人学生との間に本物の友情を育んだとのことである。
本学は、2009年にロシアの大学と連携協定を結び交換留学プログラムを立ち上げた。長年にわたって、中ロ学生が200人以上この交換留学プログラムに参加した。このプログラムによって、両大学の学生たちは互いの優れた教育環境と教育資源を活用し、語学学習のレベルを高めると同時に、相互の友情を深化させた。