ホーム 国際交流

2016年度日本岡山商科大学孔子学院理事会が本学で開催

先日、2016年度日本岡山商科大学孔子学院理事会が本学で開催された。日本側は、岡山商科大学長兼孔子学院理事長の井尻昭夫氏、孔子学院日本側副院長の黎暁妮氏、孔子学院事務局長の湯文氏と講師の井尻裕之氏が、中国側は上海協力機構大学中国側学長兼孔子学院副理事長の孫玉華氏、日本語学院長兼孔子学院理事の劉利国氏、孔子学院工作処長の李凡氏及び孔子学院中国側院長の肖爽氏が出席した。理事会は井尻昭夫理事長の司会で進められた。

まず、井尻理事長が挨拶をした。理事長は挨拶の中で、2016年度の各種業務が順調に進んでおり、十分な成果があったと評価したうえで、これらの成果は大連外国語大学の協力と日中両国教職員の努力によるものだと強調した。

続いて、理事会全員が『岡山商科大学孔子学院2015 -2016年度経費預決算報告』及び『孔子学院2016年度前期作業報告』を聴取し、孔子学院の湯文事務局長と肖爽孔子学院中国側院長がそれぞれ2015年度事業費の予決算状況、2016年度活動経費の予算状況を詳しく報告した。さらに、日本側の黎晓妮副院長が本年度上半期の仕事状況と下半期の活動計画を報告した。これらの報告によると、2016年上半期の孔子学院は、中日双方の努力のもとで、主に「孔子学院ラジオ中国語講座」、「倉敷中国語教室」、「中国の伝統祝日の交流会」、「中国文化体験ツアー」などを中心に活動を展開し、良好な社会効果が収められた。2016年の下半期には、学院は「中国文化の実地体験」、「岡山経済界の訪中プロジェクト」、「孔子学院校友会建設」、「本土の中国語教師の中国語教育セミナー」などのプロジェクトを新たに実施して、幅広い分野で中国語や中国文化の宣伝を行うという。

2.jpg

3.jpg

最後に、孫玉華副理事長が総括発言をした。彼女は2015年度及び2016年度上半期の岡山商科大学孔子学院の活動に対し、適切な運営が行われ有効な企画を実施してきたと指摘して、高く評価する一方で、次期活動に対し適切なアドバイスを行った。さらに、大連外国語大学はこれまでと同じように孔子学院の建設を支えると述べ、岡山商科大学の発展と両大学間の交流と協力の発展を希望していると結んだ。

今回の理事会は岡山商科大学にある我が校の孔子学院の発展にとって重要な意義を持ち、新たな活力を注入した。孔子学院理事会は我が校と友好大学との交流と協力における重要なプラットフォームでもある。我が校は、今回の理事会開催をきっかけに、海外大学との協力メカニズムを強化していく予定である。