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国家社会科学基金特別委託プロジェクト駐大連ワークステーションが我が校で起動

10月16日、国家社会科学基金特別委託プロジェクト「中国近隣国家の対中関係に関する資料収集及び歴史研究」の大連ワークステーションが大連外国語大学で起動し、研究協力協定の調印式が我が校で行われた。国家社会科学基金特別委託プロジェクトチーフの専門家沈志华教授、華東師範大学崔海智教授、本学の刘宏学長、上海協力機構(SCO)大学中国側大学学長委員会主席孫玉華教授及び関連部門の責任者らが調印式に出席した。

関係者によると、「中国近隣国家の対中関係に関する資料の収集及び歴史研究」は2015年3月に国家社会科学基金特別委託プロジェクトとして全国哲学・社会科学企画室から承認された唯一の特別委託プロジェクトであり、わが国の歴史学界、外交外事界から注目を集めた長期的戦略プロジェクトでもあるという。関連分野の課題研究を通して、わが国のマクロ戦略に学術的な支えを提供するのが狙いであり、資料の収集と活用、研究能力の発揮と向上及び人材の養成などにも資するところが多いと思われる。今回成立した大連ワークステーションはこのプロジェクトが我が国の東北地方に設置した初めての研究拠点である。

調印式前に、沈志华教授が「中国週辺国の対中関係に関する資料の収集と歴史研究について』の学術報告を行った。