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劉宏学長が日本岡山商科大学の井尻昭夫学長と会見

10月20日、劉宏学長が日本岡山商科大学井尻昭学長一行と会見し、関係者も参加した。

両大学は1996年に交流協定を結んで以来友好関係を築き今年で20周年を迎える。これまで人材育成や教員交流、共同研究などで著しい成果を上げてきた。とりわけ、岡山商科大学孔子学院の創立は両大学の交流において画期的な出来事となった。

会見で、劉宏学長は次のように述べた。

本学は中国東北地方のコアに位置し、東北地方の平和的発展を促す使命を担っている。特に日本や韓国などの大学と協力しながら、多言語に堪能で創造性のある国際的人材を育成し、東北アジアの経済的一体化の推進に貢献したい。学術研究分野では本学の「東北アジア研究センター」や「中日韓協働研究センター」などの地域研究センターが積極的役割を発揮して、海外の各大学との協働研究を進め、お互いの国際的影響力を拡大するとともに、東北地域発展のシンクタンクの役割を担っていきたいと考えている。

井尻昭夫学長はまずこの20年間の本学歴代学長の協力に感謝するとともに、劉学長の発言に応えて。岡山商科大学が創立以来、長期にわたり東北アジア地域の人類の平和と発展の問題について研究を重ねてきたと述べた。さらに同学長は、今後両大学はこれまで築き上げてきた協力モデルを踏まえお互いに教育理念を革新し、協力関係を強化して、東北アジア地域の平和と発展に更なる貢献をしようと語った。

双方はまた中日両国の文化交流史を回顧し、儒教文化と伝承を視野に入れながら新しい協力モデルについて意見を交換した。双方とも、今後人材育成構想をさらに一歩進めて、創造性や異文化コミュニケーションに優れた国際的な人材を育成するために、革新的なプロジェクトを展開するべきであるとの認識で一致した。

会見終了後、井尻学長一行は、日本語学院、ソフトウェア学院、経済管理学院の責任者等と双方の提携プログラムの実施について交流した。

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