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劉宏学長が第五回サンクトペテルブルク国際文化フォーラムに出席

12月1日から3日にかけて、第五回サンクトペテルブルク国際文化フォーラムがロシアのサンクトペテルブルク市で開催され、劉宏学長が同大会に出席し、中露文化芸術大学連盟の署名式に参加した。ロシアのプーチン大統領が開幕式で挨拶をした。彼は三年来の文化をテーマとしたイヤーエベント方式を高く評価し、ロシアが自国の民族文化を保護・伝承する上で貢献してきたことを称えた。今回の国際文化フォーラムは、独立国家共同体成立25周年記念、プロコフィエフ誕生125周年記念、「ロシア映画の年」及び「ロシア生態の年」などのイベントを行う予定である。

12月1日、中露文化芸術大学連盟の署名式がロシア民俗博物館で行われた。ルラフスキ・ロシア文化部副部長が出席、李宇明・北京語言大学共産党委員会書記が中国側の大学を代表し、署名した。我が校を含めた中国側の大学8校とロシア側の大学18校の代表者が参加した。当連盟は、学費の減免や奨学金の供与と共同研究プロジェクトの申請などを通して、言語、文化、芸術を開設している中国とロシアの大学間で、学生の交換留学、教育と研究における交流などを行い、お互いの協力・発展を目的としている。

12月2日、劉宏学長は分科会「民間芸術と非物質文化財」に参加し、発言した。劉宏学長は発言の中で、当連盟の目標は中露両国の文化交流と文化保護にあると強調した後、港町大連に位置している大連外国語大学を紹介した。特に大連外大のロシア語学院と漢学院のロシア留学生の状況を語った。また、教育部中露大学生交流基地、世界ロシア語基金会との協力で開設したロシア語センター及び上海協力機構中国側校長委員会のプロジェクトなどを詳しく説明した。当大会では、ロシア、スイス、リヒテンシュタイン、ベトナムからの代表も発言した。

12月3日、劉宏校長はサンクトペテルブルク孔子講堂の韓丹星校長と会見した後、授業の進行ぶりを見学した。その後、ロシア国立師範大学多文化交流学部長レサコワ教授と会談、院生の人材育成などでの相互協力について意見交換した。